「東京・神奈川高校選抜ボクシング定期戦 第11回富久杯」が23日、コサカボクシングジムで行われ、合計ポイント7‐5で神奈川県が東京都に8年ぶり、2度目の勝利を収めた。毎年1回行われる東京都と神奈川県の高校生階級別代表戦。今年はそれぞれ13名、計26名の選手たちが熱戦を繰り広げた。
接戦を制し、勢いに乗った神奈川県がトータル7勝で第3回大会以来の勝利。両代表ともにインターハイや国体にも選出されている選手もおり、今後さらなる成長が期待される。
東京アマチュアボクシング連盟理事長の石澤保隆氏は「神奈川県は若い指導者も育っていて、底辺の拡大がみてとれた。東京も負けないように努力したい」と話した。また、同会場オーナーであり今大会のレフリーも務めた小坂健吾氏は「今回は東京都がホームだったが、神奈川県の一体感が強く感じられた。両選手たちにはこの大会を糧に成長して欲しい」と話した。
同杯は平成12年、プロボクサーを目指しながら通学中に営団地下鉄日比谷線脱線・衝突事故で亡くなった富久信介くん(当時17歳)をしのんで名づけられた。
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