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公開日:2016.06.09

日本女子体操内山由綺選手
五輪代表候補に選出
6月末に最終決定へ

  • 段違い平行棒の会心の演技後、母親で監督である玲子さんと喜び合う内山由綺選手(4日=国立代々木競技場)

  • 五輪は全てをかける場と話す内山由綺選手(5日)

 町田市在住の内山由綺さん(スマイル体操クラブ)は5日、国立代々木競技場で行われたリオデジャネイロ五輪の最終選考会を兼ねた体操の全日本種目別選手権決勝に出場し、代表候補選手に選ばれた。「まだまだスタート地点にも立っていない。必ず日本代表に選ばれて五輪に出場したい」と抱負を語った。

 「小さいころから母と二人三脚でやってきました。母を五輪に連れて行くと約束したので、その約束を守りたい」。代表候補が発表された後、記者会見で答えた。

 昨年のこの大会で、世界選手権の日本代表を勝ち取った。しかしケガのため世界の舞台には立てず、チームのため裏方に徹した。「とっても悔しかった。この悔しさは五輪で晴らしたい」。しかし、世界選手権で得たものは悔しさだけではなかった。世界最高の選手たちと間近で接し、体操に対する思いやトレーニング方法などを学んだ。世界で戦うことがより具体的になった。 帰国後、世界を見据えシーズンオフには筋力アップを図った。その効果もあってか演技はさらに大きくなった。

 4月の全日本選手権、5月のNHK杯の上位3人(寺本明日香、村上茉愛、杉原愛子)は、すでに代表候補が決定。NHK杯までの成績は4位と、あと一歩で代表を逃した。

 五輪出場をかける最後のチャンスである種目別選手権には、段違い平行棒、平均台、ゆかでエントリー。選考基準では、すでに決まっている3人との組み合わせで最もチーム貢献度の高くなる選手で、2種目以上の貢献が認められている選手が選考される。

 4日の予選では、段違い平行棒は会心の演技で、トップで予選を通過。順調な滑り出しと思われたが、続く平均台では落下し20位、ゆかの演技は、監督で母親の玲子さんが「作戦ミス」と振り返るように加点が付かず思うように点数が伸びなかったため15位に終わった。決勝に進めるのは段違い平行棒だけとなった。

 緊張した面持ちでバーの前に立つ。静かで確実な滑り出しだったが、演技開始すぐに落下。気持ちを入れ替え最後まで演技を続けたが、5位と表彰台を逃した。

 演技後、玲子監督は「何が原因なのか全くわからない」と話し、「代表候補の選考は五分五分。ほかの選手の成績次第かな」と分析していた。

 代表候補決定後、「手が滑っちゃった」と原因を話した。「緊張かな」という問いに、「めっちゃ緊張した。これ以上ないというぐらい。でももう大丈夫。もうミスはしない。もう大丈夫」と自分に言い聞かせるように答えていた。

 代表候補4人(宮川紗江、内山、河崎真理菜、笹田夏実)の記者会見で、「今日の演技は自分の良いところを出せなかった。今まで一生懸命練習してきた。これからは練習した成果を出して、代表として選ばれたい」と話し、「段違い平行棒が一番得意。ゆかは作戦を変更して得点を伸ばせられるようにしたい。平均台は練習してきたので、自信がある種目です」とアピールした。今後については「団体は安定性が求められるので、まずは演技が安定すること。安定していれば、難度の高い技にも挑戦していきたい」と目標を掲げた。

 そして最後に五輪という舞台については「体操競技のすべてをかける場だと思う。母と一緒に練習してきたが練習場がなかったため、色々なところで練習し、多くの人から教わってきた。五輪はお世話になった人たちへ恩返しの場」と話した。

 今後は合宿や試技会などを経て6月25日に、代表5人が発表される予定。

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