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公開日:2026.03.26

「麻しん患者数」昨年に並ぶ
都内で増加 17日までに

  • 「麻しん患者数」昨年に並ぶ (写真1)

  • 「麻しん患者数」昨年に並ぶ (写真2)

 東京都が現在、国内外で急増している麻しん(はしか)への注意を呼びかけている。都内では今年の累計患者報告数が3月17日までに昨年1年間と同じ34件に並んだといい、都は「昨年は海外渡航歴のある人を中心に発生がみられたが、今年は渡航歴のない人を含めて患者数が増加している。注意してもらいたい」としている。

 麻しんは発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状から熱が続いた後、39度以上の高熱と全身の発疹がみられるようになるもので、強い感染力が特徴。飛まつや接触だけでなく、空気感染することもあるといい、発症前日から周囲への感染力が生じると言われている。6日には新宿区の飲食店で集団発生が報告され、17日までに昨年1年間と同じ件数に並んだ。今年に入ってからの年齢別の患者数は20代が最多の15人、30代が6人と続き、まだ10歳未満の感染者はみられないものの、南町田こどもクリニック(鶴間)の佐藤明弘院長は「特に注意が必要なのはまだワクチンを接種できていない乳児。流行時には不特定多数との接触を避け、周囲の大人がワクチンをきちんと受けて家庭内にウイルスを持ち込まないようにしてもらいたい」と話す。

予防接種を

 都が急増する麻しん対策として呼びかけるのがワクチンや定期予防(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)の早めの接種。また、発熱や全身の発疹など、麻しんを疑う症状がある場合は早急に医療機関へ連絡してもらいたいとし、受診の際は受診先へ事前に連絡したうえで指示に従ってほしいとする。

 佐藤院長は「麻しん患者と接触した可能性がある場合も様子見にせず早急に相談すべき」と指摘し、接触後72時間以内であればワクチン接種による発症予防が期待でき、ワクチンが使えない場合などには6日以内で抗体投与が検討されることになるという。「時間との勝負。発疹が出てから受診では遅いことがある」

 都は「麻しんは法律で報告が定められている感染症。感染拡大防止のため、医療機関や保健所から問い合わせがあった場合は協力を」としている。

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