終盤戦に差し掛かったJリーグでFC東京(小平市)が優勝争いを演じている。そのなかで虎視眈々と出番を待っているのが打越町出身の矢島輝一選手(24)だ。
186センチの高さを生かし、相手ゴール前で攻撃の起点になることもできる万能型のフォワード。だが、現在は我慢の日々が続く。同じポジションに日本代表選手がいることなどから夏以降、出場機会に恵まれていないのだ。
それでも矢島選手は「しっかり準備し出番に備えたい。機会に恵まれれば、人一倍走りまわり守備にも貢献したいと考えています」と話し、腐ることなく、自分の課題と向き合う毎日をおくっている。「FC東京でレギュラーを張れれば、日本代表も見えてくると思う。私の結果とはイコールゴール。チームに貢献したいという思いが強い」
「試合に出てもらいたい」
そんな矢島選手に対して、地元八王子から激励の声があがっている。
矢島選手の母校で東中野にキャンパスを構える中央大学出身の平敦公さんは「同じ大学出身の選手が頑張っていることを聞くと嬉しい。私も頑張ろうという気持ちになる」と笑顔。また、矢島選手が通っていた長沼幼稚園(長沼町)の玉生水恵園長は「試合に出場してもらたい。園児たちも応援しています」と激を飛ばす。
そんな声に対して矢島選手は「地元出身の選手として誇りをもってもらえるような行動をしていきたい。ホームの『味の素スタジアム』でゴールを決めるところを八王子の方々に見てもらいたいですね」とメッセージをおくっている。
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