外出制限が解除となったものの、市場や我々のお客さまである飲食店へ十分に人が戻っていない印象です。今冬などにまたコロナの流行が始まる可能性もある。だからこそ、これからを新しい出発点としていく必要があると考えています。
私が運営する鮮魚店では先月から濃厚接触を避けるため「ドライブスルー」や通販を始めたのですが好評で、驚いたことにお客さんの層がこれまでと違いました。元々、当店は高齢者が多かったのですが、ドライブスルーなどは20、30代の方がほとんど。現在、「オンライン料理コンテスト」としてインスタグラムに当店の名前をタグ付けして投稿してもらっているのですが、それを見たといってきょうも若い方が買い物にいらっしゃってくれました。この機会を経て宅配という形でモノを買うのがスタンダードとなっていくのではないかと思います。
そんななか市場も変わっていかなければならない。今目指しているのが「市場24時間」構想。人がいなくなる市場の午後を有効活用するため、市場の駐車場にキッチンカーを集め、お昼過ぎから販売を始めてもらおうと考えているんです。私たちの食材をキッチンカーで活用してもらい稼いでもらう。一方で駐車場を貸し出す市場の大家さんも潤うことになりますよね。
ぜひ今年中に実現したい。今、お客さんに喜んでもらうための準備を重ねているところです。またこの企画を進めてくれているのが若い人たちということも嬉しい。「変化の起爆剤」として期待しています。
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