秦野 経済
公開日:2026.05.01
【秦野市】たかなし茶園が魅力発信と茶園継承を見据え、初の茶園見学を試行
秦野市菩提のたかなし茶園が4月16日、茶園見学とワークショップを開催した。市内外から8人の参加者が訪れ、八重桜の収穫体験や日本茶体験などが行われた。
台風による2度の茶畑崩落の被害をきっかけに、4代目の高梨晃さんが温めていた企画。茶園を後世へ継承していくための新たな手法を模索するとともに、取り組みを通して地元のお茶や、秦野と里山の魅力を伝えることも目的としている。
この時期に開催を決めたのは、同茶園が販売している八重桜煎茶がきっかけ。販売が好評で全国に普及し始めた同煎茶を通して「歴史があり、日本一の生産量を誇る秦野の食用八重桜のことを伝えたい」という思いを抱き、収穫ができる時期に照準を合わせ、知人を招き試験的に実施した。
魅力発信と継承
当日、同茶園には高梨さんやスタッフが声かけをした8人が集まった。高梨さんから説明とお茶への思いを聞いたあと、参加者による自己紹介が行われた。
その後、高梨さんの知り合いの畑に徒歩で向かい、八重桜の収穫体験を実施。高梨さんから摘み取り方のレクチャーを受けると、かごを片手に手の届く範囲の八重桜を収穫した。
摘み取り後は葛葉の泉で湧き水を汲み、昼食タイムに。棚田から秦野市街を見下ろすロケーションの中、地元食材を使った弁当を味わった。最後は、茶園と工場を見学し、湧水で入れたお茶と同園での買い物、参加者同士の交流を楽しんだ。
「すごく濃厚な一日だった」「この里山の風景を後世につなぎ、残して欲しい」などの感想を話す参加者。高梨さんも「今回の開催で手応えを感じました。今後、一般向けに定期的な開催ができれば」と話した。
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