戻る

八王子 社会

公開日:2021.01.07

別所在住榊山さん
勇気くれた児童の一言
車椅子生活第一歩に

  • 榊山さん(中央)と児童たち

    榊山さん(中央)と児童たち

 車椅子生活を送る別所在住の榊山美賛さん(45)が昨年末、街中で歩行の手助けをしてくれた1年生児童4人に感謝を伝えようと、秋葉台小学校を訪れた。

 手助けした児童は高橋新君、津田匠君、能生悠平君、長谷川翔龍君。榊山さんが児童に再会し、感謝を伝えると「こんなに褒められると思っていなかった」と照れた顔で喜んだ。

「カッコいいね」

 榊山さんは昨年、交通事故にあい、右半身の機能低下により車椅子生活を余儀なくされた。

 予防接種を受けるため、初めて一人で外出した昨年11月、病院の前で後遺症の頭痛により立ち止まってしまった。

 そのとき、下校中だった一人の児童に「これって三輪車なの?」と声をかけられた。榊山さんが使用する車椅子は三輪で足漕ぎする特殊な型式。素朴な疑問に、分かりやすく答えようと考えを巡らせた榊山さん。「三輪車と車椅子の間ぐらい」と答え、それが黄色い車椅子だったことから「電車のドクターイエロー(新幹線の一種)ぐらい珍しいかな」と加えた。「へぇカッコいいね」。他愛ない会話だったが、落ち込んだ気持ちが晴れたという榊山さん。さらにスロープに苦戦していると、別の児童が車椅子の背中を押してくれた。

 「”車椅子デビュー”の日に、こんなに温かい場面に出会え、本当に嬉しいこと。街では心無い対応や視線に辛さを感じることもある。この日の出来事は一生忘れない」と話した。

八王子 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

八王子 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

もっと見る

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

八王子 ローカルニュースの新着記事

八王子 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS