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今月開所した「まちの駅八王子CHITOSEYA」で、駅長を務める 八森 明さん 立川市在住 66歳

掲載号:2022年6月23日号

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営業も駅長も「感謝」

 ○…開店当日はお手製の駅長帽をかぶり、来店客を出迎えた。店の外までレジ待ちの行列ができる盛況ぶりに「うれしいですね」と安堵の表情。現場責任者を任された4月から準備を進めてきた。八王子産野菜を店頭に並べるため、一軒、一軒農家を訪ねて趣旨を説明。「人として任されること」を心がけ接した。農業に携わるのは初。「教わるしかない」と見栄えがする並べ方、保存方法など何でも聞いた。

 ○…大学卒業後、生命保険会社へ入社。40年間営業一筋だった。入社3年間は結果を出せず苦労したという。『考え抜け、諦めるな、逃げるな』という上司の教えが支えに。初の大口受注をしたとき、品川駅で泣いたことは今でも鮮明に覚えている。担当者に相手にされず、周囲の人から行きつけの飲み屋を教えてもらった。「ただ、ただ、通った」という。店主が担当者と間を取り持ってくれたことがきっかけに。飲み屋は今も通っているという。

 ○…「家族と過ごす時間が何より幸せ」と笑う。妻と長女の3人暮らし。独立した長男も含め全員が営業職に就いているとか。うれしい半面「体だけは壊さないでほしい」と心配も。「店が少し落ち着いたら、温泉旅行にいきたい」そう。「みんな営業職だから癒される旅がいいじゃない」と家族を思う。

 ○…「お客さんは商品ではなく、人を見ている」。会社員時代に学んだことが店頭に立つ今も生きる。開店初日に3日分の野菜が完売したときも農家さんがすぐに対応してくれた。「野菜の収穫管理は難しいと教わった。そんな中で助けてもらって感謝しかない」という。その思いが来店客にも伝わる。「心と心が通じ合うから売れる」。営業の信念を貫き、「駅長」任務を全うする。

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