八王子 スポーツ
公開日:2023.06.22
「こま」に夢中 長谷川仁董さん
世界大会見据え、技術磨く
回転するこまをひもに乗せ、そのまま3回、宙に投げてひもで受け止める--。この技は日本こままわし協会が定めるこま技全6段中、5段の高等技「むち」。長谷川仁董さん(12)=長房町在住=が、今年4月に行われた全日本こま技選手権大会フリーの部で優勝を勝ち取った技だ。
こまというと、昔遊びや正月の風物詩のイメージが強いが、長谷川さんが取り組んでいるこまはそれと一線を画す。耐久性に優れるプラスチック素材のものを使用し、技によってはひもも変え、曲芸のような高度な技を次々と繰り出すのだ。
長谷川さんは4歳ごろから、こまやヨーヨーといった「スキルトイ」(器用さや技術が求められる玩具)で遊び始めた。それはヨーヨーの世界チャンピオンであり、市内でスキルトイの専門店を開いている父・貴彦さんの影響が大きいが、長谷川さんは「こまの方が技が決まるとおもしろい」と現在はこまに夢中。多い日で1日2時間練習に励んでいる。
今年は冬に大きな大会が控える。12月に明神町の東京たま未来メッセで行われる世界大会だ。ヨーヨーとの合同世界大会は過去秋葉原で開催されたことがあるが、こま単独としての世界大会は初。これに照準を合わせているからこそ、4月の全日本選手権大会は勝って勢いをつけたかった。
◇ ◇ ◇
年齢制限のない「フリーの部」決勝は、くじで引かれた技を披露しあうサドンデス方式。会場を取り巻く緊張感と、長期戦による疲労感が合わさっていた。
長谷川さんと男子大学生の一騎打ちになったのは何と16巡目。過去には一騎打ちになってから決着までに45分かかったこともあり、勝負は「集中力次第」。くじで出た技は「むち」。長谷川さんの得意技だ。先攻の大学生がこまを落とすと、はやる気持ちを抑え「いきます」と一言。ギャラリーが見守る中、むちのように3回宙に放った瞬間、長谷川さんの勝利が決まった。うれしさのあまり、その場で崩れるように倒れ込んだ。
同大会では、フリーの部と小学6年生以下の部で優勝を果たした長谷川さん。世界大会では「みんなが驚くような技を決めたい」と意気込みを語ってくれた。
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