女子サッカーチャレンジリーグの「大和シルフィード」(加藤貞行理事長)は、なでしこリーグ2部昇格をかけ、9月2日(土)から優勝決定プレーオフに挑む。4チームで争われるプレーオフで1位になると、念願の昇格が自動的に決定する。
「ここからが本番」
プレーオフは9月2日(土)にバニーズ京都SCと、9月10日(日)にFC十文字と、それぞれアウェーで戦う。昇格をかけた大一番となることが予想される最終戦は17日(日)、ホームで静岡産業大学磐田ボニータを迎え撃つ。藤巻監督は「ここからが本番」と気を引き締めた。会場は大和なでしこスタジアム(上草柳1の1の1、大和駅徒歩5分)で午前11時キックオフ。観戦無料。
現在シルフィードが戦うチャレンジリーグは、6チームずつEASTとWESTに分かれ、各チーム3試合、計15試合のリーグ戦を消化。EASTリーグのシルフィードは、8勝3分4敗で2位の成績を収め、リーグ優勝と昇格をかけたプレーオフ進出を決めた。
プレーオフでリーグ全体1位になると自動的に昇格できるが、2位は2部下位チームとの入れ替え戦に回る。シルフィードは昨シーズン、入れ替え戦に敗れ昇格を逃しているだけに、何としても1位通過を果たしたいところ。「レギュラーシーズンが順調でなかったからこそ、チームの成長が実感できた」と手ごたえを口にする藤巻監督。2年越しの思いを実現するための3試合が始まる。
レジェンドマッチ開催
プレーオフ初戦が行われる9月2日には元日本女子代表が大和を訪問し、サッカー教室や交流戦を行うイベントが大和なでしこスタジアムで開催される。
午前10時から11時30分まではサッカークリニックを実施。市内在住・在学の女子小中学生が対象で先着100人。事前申込制で無料。(問)市スポーツ課【電話】046・260・5763。
午後1時からは、レジェンド・シルフィード・当日参加者の3チームによる交流戦を実施する。観覧無料。
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