大和市文化創造拠点シリウスが11月3日、開館1周年を迎え記念式典が行われた。また同日、累計来館者数が300万人を超えた。
ちょんとさん生演技
大木哲市長や「ヤマトン」が参加した式典の第1部では、市内在住の渡邊ちょんとさん(=人物風土記で紹介)が「大和」をモチーフに墨絵パフォーマンスを披露。下書きのない大きな紙に、太さの異なる刷毛や筆を使い分けて一気に作品を描きあげ、来館者から大きな拍手が贈られていた。また、来館者から寄せられたメッセージボードの除幕が行われた。大木市長は「シリウスは1歳でまだよちよち歩き。一人ひとりが自分の図書館と思って利用してくれたらシリウスも喜ぶと思う」と述べた。
第2部では、同拠点の指定管理者である「やまとみらい」の各施設の館長らがあいさつ。観客にインタビューをしながら施設の魅力を伝えていた。また最後に、会場全体でクラッカーを鳴らし開館を祝った。
丸1年で達成
式典後の午後0時34分、累計来館者が300万人を突破。昨年の11月3日午後1時に開館したため、丸1年での記録達成となった。市によると、図書館や図書館を含む複合施設の年間来館者数としては「日本一」の記録だという。
記念すべき300万人目の来館者となったのは、南林間在住の南場真理子さん(70)。南場さんは、「入ると多くのギャラリーが拍手で出迎えてくれたため驚いたが、嬉しい。シリウスには講演会や図書利用のために、ウォーキングがてらきている」と笑顔で話した。
大木市長は「開館時、300万人になるとは思っていなかった。ありがたいの一言に尽きる。100万、200万人は市外の方だったので、300万人が市民の方でよかった」と話した。
3日から5日までは、開館記念イベントが各施設で行われた。3日と4日に行われたスタンプラリーでは、ヤマトンの帽子を被ったスタッフを探して老若男女が館内を歩き回っていた。
地元で祝いの舞
シリウスの1周年を地元でも祝福。大和駅前からシリウスに通じる銀座通りでは、商店街が主催し阿波踊りが披露された。出演したのは、ぎんざ粋狂連、蜻蛉連、笑星連、嬉咲連。青空の下、シリウスを背に賑やかに舞っていた。
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