大和 人物風土記
公開日:2020.03.06
アマチュア落語家として市内各地で無料落語会を開催する
仲見世亭 せん弥さん(本名:澤田騎誉寛さん)
市内西鶴間在住 55歳
笑いと洗いにひた走る
○…アマチュア落語家が腕を磨くための寄席を市内各地で開催し、毎回大盛況。「師匠に見てもらうのとは違う緊張感がある。ウケてもウケなくても、来場者の表情を見られるのは楽しい」と少年のように目を輝かせる。「プロの共有財産の『おこぼれ』を、素人が練習を兼ねて楽しむ会」のため、入場料は取らず、費用は全て出演者で負担するのが鉄則だ。
○…鶴間駅前「サワダクリーニング」の2代目。中学から大学までハンドボール漬けで、のちに地元でコーチも務めた。卒業後は銀座の百貨店に就職したものの、配属は想定外の呉服。「知識を詰め込んでも、お客様の造詣の深さには到底敵わずもどかしかった」としみじみ話す。その後イベント部門を経て、30歳で家業に入った。
○…2014年にクリーニングの勉強で訪れた高級ブラシの工房に飾られていた立川談志の書。職人の仕事ぶりに感銘を受け、そのルーツを辿るために談志のCDに手を伸ばしたのが落語との出会い。その後はあれよあれよと寄席通いが始まり「一席くらいは自分も」と落語教室に申し込んだ。初のレッスンまで約半年ほど自主練習し自信満々で臨むも、声が出ず撃沈。「あの日は帰り道の記憶がない」と苦笑いする。現在8つのレパートリーを還暦までに20にすることが目標だ。
○…街のクリーニング店は減少の一途。しかしチェーン店では拒否される大変な依頼にも答えられる個人店の存在意義は年々大きくなっている。店の人気の秘密は、技術と妻。「明るい妻は人気者。お客さんも僕が婿だと思っている」と感謝しきり。寄席も一緒に行き、落語の練習にも付き合ってくれる。「面白くないと『つまらない!』と言ってくれるんだよね」と照れ笑いした。
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