任期満了に伴い3月31日告示・4月9日投開票の日程で行われる県議会議員選挙の立候補予定者事前説明会が2月26日、大和市議会で開かれ、5陣営が参加した。大和市では、4人が定数の3議席を争う見通しだ。
事前説明会に出席したのは、現職で自民党の藤代優也氏(51)と、公明党の谷口和史氏(60)、大和市議会議員で立憲民主党の野内光枝氏(55)、日本維新の会の新人・阿部ゆり亜氏(40)の各陣営。このほか、市内在住で50代の会社役員の男性も出席したが、報道陣に対し、県議選への立候補の意向がないことを明言した。
菅原氏は引退
4年前の県議選では、新人1人を含む4氏が立候補し、現職3人が当選した。今回、藤代氏と谷口氏が4選を目指す一方、現職の菅原直敏氏(45・4期)は2月22日、定例会の一般質問で引退を表明した。
説明会の時点で藤代氏、谷口氏、野内氏、阿部氏はすでに県議選への出馬を表明。この4氏で選挙が行われた場合、大和市から初めて女性の県議が誕生する。県・市選挙管理委員会によると、大和市選挙区ができた1958年以来、女性の当選者はいない。
4氏の顔ぶれ
藤代氏は福田在住。法政大学法学部卒。国会議員秘書などを経て、2011年県議に初当選。現在3期目。
谷口氏は南林間在住。創価大学文学部卒。05年から09年まで衆議院議員を務め、11年に県議に初当選。現在3期目。
野内氏は福田在住。徳島文理大学短期大学部卒。会社員を経て19年、市議会議員に初当選。現在1期目。
阿部氏は林間在住。座間高校卒業後、米ミズーリ州に留学。舞台俳優、広報コンサルタント、英語講師などを務める。
前回投票率
大和市の22年12月1日時点の有権者数は、男性10万959人、女性10万1521人の計20万2480人。前回(2019年)の有権者数は19万2545人。投票率は37・95%だった。
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