大和 人物風土記
公開日:2026.04.24
自身初の写真集「丹沢の美しき花たち」を上梓した 森 秀明さん 深見在住 66歳
人生の「見ごろ」は続く
○…「神奈川の屋根」とも称される丹沢山地を1千回近く訪れ、そこに咲く花々を撮り始めておよそ16年。年間63回の山行を数えた年もあった。「あの美しさを多くの人に知ってもらいたい」。そんな思いから一念発起。写真集の自費出版を決意し、このほど上梓した。およそ300種類の「美しき花たち」の中から208種を厳選した。絶滅危惧種も収録した力作に仕上がった。
○…横浜市出身。中学生のころはワンダーフォーゲル部に在籍し、自然の中で汗を流した。それが今のライフワークの原点ともいえる。もともと体力には自信があり、立教大学に進学後はサーフィンにのめり込んだ。「24時間勤務なら2日おきに海へ出かけられる」。そんな気持ちから卒業後は消防士の道へ。そこから消防一筋40年あまり。長らく消防隊長を務め、昨年退職した。
○…足しげく海に通っていた自身を山へ戻したのは、ワンゲル部時代の仲間だった。25歳の時に八ヶ岳に誘われ、山で流す汗のさわやかさを思い出した。同時にそこに咲く植物の美しさに気づいた。30代で一眼レフカメラを手にし、50歳からは丹沢の花々を追うようになった。38歳で結婚して移り住んだ大和に海はないが、「ここは丹沢から近くて交通の便も良い。最適な土地です」
○…5年ほど前に大病を患い、サーフィンなど激しい運動は卒業したが、丹沢には年50回ほど向かう。それは撮影のためだけではない。現在、市内の小学校で児童クラブの先生として働き、子どもたちには校内に咲く草木や花の美しさを解説している。「丹沢の花の魅力も伝えていきたい」。来年には横浜市で国際園芸博覧会もある。「毎日が楽しい」と充実した表情。人生の「見ごろ」は、まだまだ続く。
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