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公開日:2026.07.03

熱中症 6月末までに10人が搬送 市消防「対策を徹底して」

  • 6月末までに10人が搬送 (写真1)

 今年5月1日から6月28日までに、大和市内で10人が熱中症によって搬送されたことがわかった。昨年の同時期に比べると少ないものの、今年も猛暑や酷暑が予想されるため、市では熱中症に対する警戒と徹底した予防対策を呼びかけている。

 大和市消防本部の救急救命課によると、市内の熱中症による搬送者数は増加傾向にあるといい、2025年は192人にのぼり、市内では過去最多となった。

 内訳は、65歳以上が108人、18歳〜64歳が69人、7歳〜17歳が15人で、乳幼児と新生児は0人だった。発生場所は屋外が118人、屋内が74人だった。同課の担当者は「屋内で熱中症になる人が増えている。湿度が高い環境やエアコンを使用していないケースが影響しているのではないか」と分析する。

 市健康づくり推進課によると、エアコンを使用せず熱中症になる人がいる背景として、年齢を重ねるごとに暑さを感じにくくなってしまうことがある。その上で同課の担当者は「エアコンの設定温度ではなく、実際に室温が28℃以下になっているかどうかを確認してほしい」と指摘する。

できることを確実に

 熱中症による搬送者数が年々増加傾向にあり、今年の夏も熱中症が懸念されるなか、市では徹底した対策を市民に呼びかけている。

 救急救命課の担当者によると、熱中症対策の一つとして「手のひらを冷水や保冷剤で冷やすことは簡易的ながら有効」という。一方、自力で水分補給ができないケースや、周囲の呼びかけに対して反応が鈍いような場合は「ためらわずに救急車を呼んでほしい」と話している。

市の取り組み

 大和市では熱中症対策として、公共施設や薬局など31カ所を一時的な休息に利用できる「ひと涼みスポット」として開放している。各地のスポットでは熱中症に対応するためのフローチャートや経口補水液、瞬間冷却剤などを常備し、万が一の応急処置に備えている。

 さらに、県内に熱中症警戒アラートが発表された際などには、市では防災行政無線やLINEを通じて市民に対し警戒を呼びかけている。

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