水源となる森林の保全に努めるコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社が、厚木市上荻野で環境体験学習「森に学ぼうプロジェクト」を11月9日に開催した。
厚木市森林組合、厚木市、神奈川県などの協力で開催している同プロジェクト。当日は同社の社員とその家族ら約50人が参加。約1000本のスギの苗木を手分けして次々に植えていった。2人の子どもと参加した女性は「子どもたちも初めての経験で楽しんで植樹することができた」と話した。
植樹後には、厚木市森林組合の職員が森と水の関係について参加者に話した。同地では今後5年間は夏に草刈りを行い木を育て、その後、20年を目安に間伐するという。そうすることで、森に光を取り込みやすくなり、さらに保水力を高めて土砂崩れなどが起きにくくなるという。
その後、厚木市森林組合の事務所に移動した参加者は、間伐材のキットを使って宝箱を作成した。
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