厚木・愛川・清川 社会
公開日:2026.06.12
愛川町 共生時代の防災を考える 講演会に54人が参加
愛川町消防本部は5月31日、同町角田の消防庁舎3階大会議室で「令和8年度防災講演会」を開催した。当日は一般の参加者に加え、2024年に発足した多言語機能別消防団員、普通消防団員、行政区長など計54人が出席。多文化共生時代における防災活動の重要性や、災害時に地域で支え合う体制づくりについて学びを深めた。
講演では、明星大学人文学部国際コミュニケーション学科の菊池哲佳准教授が講師として登壇。「多文化共生時代の地域防災について」をテーマに、同町の外国籍住民が町民全体の10%以上を占めている現状を踏まえた解説を行った。菊池氏は、多様な背景を持つ住民が共に暮らす中での防災活動のあり方を提示し、災害時における相互扶助が可能な地域づくりの必要性を強く訴えた。
その後に行われたワークショップでは、参加者が複数のグループに分かれて活発な意見交換を実施。外国籍住民を含めた地域住民同士の相互理解や、日頃からのコミュニケーションの大切さについて具体的な議論が交わされた。
参加した町民からは「外国籍住民と共に行う防災訓練を通じて、地域の人々とコミュニケーションを取ることが大切だと感じた」との声が聞かれ、今後の地域防災への意識を高める貴重な機会となっていた。
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