狂気の芝居者たち
10月から劇団活動を再開しています。公演に際してはPCR検査を2度受けて全員の陰性も確認して臨みました。客席半減の上に経費はかさみ、満足なギャラも払えません。しかし出演した団員は皆、ノーギャラでも良いからやりたいと自らの意志で参加を希望しました。劇団と演劇の灯火を消したくないという思いです。
そんななか某悪徳プロダクションが劇団活動の名の下に、若者に無給労働を強いていたという事例に有罪判決が下りました。劇団の名を騙る悪質な特例だと思うのですが、その報道が杜撰すぎた。『劇団活動は労働、劇団は最低賃金を支払え』
こんな時だからこそ金ではない力で乗り切ろうと励む活動に冷や水を浴びせられた気持ちがしてブログに抗議の叫びを綴りました。賛同して下さる演劇人、お客様方もいる半面、その態度こそ「やりがい搾取」だという非難も受けてプチ炎上しました(ぜひ「横内diary」を検索して下さい)。
非難する人たちは芸術家が時に生活よりも表現活動を優先する精神を持つことが信じられないのだと思います。食うよりも芝居が大事。狂気の沙汰としか思えないのでしょう。しかし世界の価値感を一変させるような芸術は、いつの世も常ならぬ精神から誕生しています。
私の日記に対して、吉田鋼太郎さんから「賛同します」というメッセージが真っ先に届きました。古い演劇仲間の彼もまた狂気の芝居者です。
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4月19日