横山 実のGOLF LIFE Vol.7 【7】冬のゴルフ(後編)
好評いただいている横山プロのコラム「ゴルフライフ」。「冬のゴルフ」の後編をお届けします。緊急事態宣言下の特別編集でコラムの後編掲載が3月になってしまいました。お待たせして申し訳ありません。まだまだ気温が低い時もありますので、ご参考いただけますと幸いです(編集室より)
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クラブとの接点になる手そして特に指先は、冷たくなると微細な感覚が鈍りますから常にミトンなどで温めるようにしましょう。普段からひび割れ、さかむけ、切り傷などにならないよう気を付けて手のケアをすることも大事です。私は寒くなると指先の決まった場所にひび割れができるので、毎晩就寝前に保湿性の高いハンドクリームをその場所や指先に塗っています。また、冬場の常備品としてキャディバックにはミトン(手袋)、ニット帽、ネックウォーマー、ホッカイロ、サングラス、日焼け止め、リップスティック、液体絆創膏、テーピングなどを常備しています。そして飴やチョコレートなど食べてすぐエネルギーになるもの、そして水分補給は夏場以上に大事ですのでスポーツドリンクも2本待っていきます。常に体は冷えないよう体内で燃焼しますのでラウンド中は水分と糖質をこまめに補給し、カートには乗らずできるだけ歩くなどして体を温め続けることが大切です。ちなみにスポーツドリンクは冷たいと体が冷えるので常温です。芝の枯れた状態や気候などいつもと違う環境でラウンドすると、さまざまな注意力や対応力が身に付きゴルフのレベルがアップします。
夏のゴルフでは気づかなかったことが冬場のプレーによって気づいたりすることもあります。競技やコンペではないラウンドでしたら、スコアを気にせず寒さという難しさをあえて楽しみながら冬のコースをラウンドすることも時には良いのではないかと思います。
◇著者紹介◇ PGA日本プロゴルフ協会会員 ティーチングプロ 横山 実
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