ツインシティ大神地区の大型商業施設「ジ アウトレット湘南平塚」が4月28日、午前9時に開業した。ファッション、スポーツ、アウトドアのほか、生鮮食品の専門店が入るなど地域住民の日常使いにも応える。
イオンモール(株)が運営するアウトレットは、相模川を挟んだ平塚市大神地区と寒川町倉見地区からなる「ツインシティ計画」の中核施設として、国道129号沿いにオープン。約3300台分の駐車場を備え、年間600万人の集客を見込む。
同様の施設は広島市、北九州市に次いで国内3店舗目。地上2階建て、延床面積約6万7000平方メートルの敷地には、県内初進出や国内最大級をうたうテナントなど約150店舗が出店する。同社は「地域創生型商業施設」を掲げ、平塚市やJ1湘南ベルマーレとも連携。隣接する公園のネーミングライツを取得し、地域と協力しながらイベントやマルシェなどを開催していく。
24日の報道向け内覧会で、同施設の土屋敦ゼネラルマネージャーは「他にない体験を通じて、来場者に『来て良かった』と感じてもらえれば。地域に長く愛される施設にしたい」と話した。
サッカー通じ交流の場に
「ジ アウトレット湘南平塚」は、湘南ベルマーレとオフィシャルクラブパートナー契約を締結し、フットサルコートの運営などを通して地域活性化を目指す。
同施設はベルマーレ監修のフットサルコートを3面設置し、湘南ベルマーレサッカースクールを開設。運動プログラムも定期的に開催する。
クラブハウス内にはベルマーレの功績を紹介する展示スペースを作るほか、「キングベルI世」の高さ約2メートルのモニュメントを設置し、フォトスポットとしても利用できる。
新たなバス路線を開設
「ジ アウトレット湘南平塚」の開業に伴い、神奈川中央交通は4月25日、平塚駅や本厚木駅とツインシティ大神地区を結ぶ新たなバス路線(急行便)を開設した。
運行ダイヤは、午前9時から午後7時の時間帯で、1時間あたり平日1便、土曜・休日は概ね2便を運行する。本厚木駅南口の系統は厚110、厚111となっている。ツインシティ大神〜本厚木駅南口間の厚木市内の停車バス停は、既存の急行便と同じという。
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