神奈川工科大学 地域とつながり社会貢献へ 環境と生体影響研究室 教授 博士(理学)高村 岳樹
主な研究分野は、環境化学、分析化学、有機化学です。環境の中には様々な化合物の存在が指摘されており、その多くのことが未知数です。そこで、生体への影響が強いと考えられる環境汚染物質に注目し研究を進めています。また、そのような事象が環境問題となるのかを予想し、環境予防につなげることに取り組んでいます。
学生には「実験方法をデザインする」という表現を使い、課題解決のための実験を自ら考え行うよう指導しています。ここで養われた思考力と実行力は社会に出てから活きると思っています。
地域との連携活動
厚木市内をはじめ、近隣地域の小学校や学童保育で「おもしろ理科実験」に取り組んでいます。果物で電池を作る実験では、ひとつひとつ過程を夢中になって行っていました。電池の歴史やエネルギーへの興味、SDGsへの関心に繋がることを願っています。
地域の環境団体と一緒に子どもたちを対象にした川に住む生き物を調べる活動や環境汚染の原因のひとつ、マイクロプラスチックをテーマに環境問題を考える取り組みなど、今後はこれまで以上に、地域に活動の輪を広げていければと思っています。
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