厚木・愛川・清川 社会
公開日:2025.12.12
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88歳、元大学教授の挑戦
蝦名公子さん
長年、学校教育の現場を歩んできた蝦名公子さんが、88歳にして私設のカウンセリングルームを開設した。教育者と今の自分にできること、「すべての子どもを自立させる応援」と「子育てに悩む親の応援」が動機となった。
蝦名さんは、子どもが抱える問題の多くは「親が抱える子育ての悩みや不安に起因している」と指摘する。「発達や人間関係で悩む子どもに対し、親からの『うちの子はダメな子なの』という見方に多くの子どもがもがいている」と語る。
「子育ての楽しさを分からないまま、親子関係が崩れていってしまう親を支えたい」。この強い思いから68歳で通信制の大学に入学し、特別支援教育を学び直す。学生として学ぶ傍ら、同大学で教職課程を担当し、81歳まで教壇に立ち続けた。この間、70代後半からは心理カウンセラー、家族療法カウンセラーなどの資格を次々と取得した。
長年のキャリアと人生経験、そして多くの人から受けた助けへの感謝を「恩送り」と表現し、還元したいと地域で悩む親子に手を差し伸べる。「親が抱える子どもへの悩みや不安は、誰かに聞いてもらうだけで解決に向かう。第三者からの『大丈夫』というアドバイスに、少しでも耳を傾けてみてもらえたら」と優しく笑う。
(問)カウンセリングルーム「エトワ」【電話】046・296・5252(星槎国際高等学校厚木学習センター内)12月中は無料
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