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公開日:2026.10.23

愛川町 「神奈川ふだん記」が100号 地域の記録紡ぐ

  • 発行した全冊子を前に足立原代表

    発行した全冊子を前に足立原代表

 愛川町を拠点に、日々の生活や個人の歴史を文章に綴る活動を続けている「神奈川ふだん記」(足立原美智子代表)が10月8日、節目となる第100号を発行。1977年の創立以来、地域文化として記録を紡いできた。

 同会は、東京・八王子発祥の文章記録運動に賛同した故・足立原美枝子氏(初代代表・美智子代表の姑)が愛川町で創設。現在、愛川町のほか八王子、関西、静岡など全国14のグループが活動している。

 「ふだん記」という名前は「普段着」に由来し、「よそゆきでない、気軽に文章を書こう」という思いが込められている。難しい文章論や文法は気にせず、生活記や旅行記、人生記などを自由に綴るのが特徴だ。

 創刊時の「八菅のふだんぎ」から「神奈川ふだん記」、2009年からは現在の「やまゆり」へと誌名を変えながら、およそ年2回のペースで発行を継続。発足当時はわずか13人だった執筆会員は現在100人に拡大し、購読会員も400人以上を数える規模へと成長した。

 記念すべき第100号には、愛川町の茅大夢町長をはじめ、会員からの祝いの言葉や特別寄稿など、多くの原稿が掲載されている。

 近年はパソコンの普及や会員の高齢化による投稿数の減少といった課題もあるというが、足立原代表の活動への情熱は尽きない。「なるべく紙に書くことを貫き、一人でも多くの方に書くことの喜びを広めていきたい」と力を込め、「既に次号への寄稿も届いているので、101号の発行に向けて動き出している」と意欲を語る。

 100号は久美堂愛川店で販売中。問い合わせは足立原代表【電話】046・285・2973へ。

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