雨岳ガイドの会のメンバーで企画展「大山寺と阿夫利神社」の責任者をつとめる 庄司 隆さん 桜台在住 74歳
好奇心旺盛な歴史ガイド
○…雨岳文庫資料館で10月7日(日) から開催する明治150年記念展「大山寺と阿夫利神社」を企画。雨岳ガイドの会が昨年製作した同名冊子を編集して大山寺と阿夫利神社の歴史や明治初期の外国人から見た大山の新聞記事などをパネル展示する。「明治150年の年に改めて阿夫利神社を広く知ってもらおうと企画した。文化財豊富な伊勢原の魅力を再発見してもらえたら」と話す。
○…伊勢原と周辺の16の文化財ウォークガイドコースを設定し、歩きながら文化財など歴史を解説する催しを行っている雨岳ガイドの会。もともと山を歩くことが好きだったことから、今まで見過ごしてきた石仏などの由来を知り歴史に興味を持つようになり3年前に知人の誘いで入会した。「大山道を歩きながら参加者と文化財について一緒に学べるのが楽しい。『ともに歩き、ともに学び、ともに楽しむ』が合言葉。歴史は深く知れば知るほど楽しみが増しますよ」と笑う。
○…東京生まれ山形育ち。中学で平塚に移り住み、工業高校に進学して測量など土木関係を学んだ。「勉強が嫌いだったし体も弱かったから、外で働く仕事に就けば体が丈夫になると思っていた」と笑う。高校卒業後、横浜市水道局へ。26歳で水道企業団の伊勢原建設事務所に勤務となり28歳で結婚を機に伊勢原に住み今年で46年になる。
○…好奇心旺盛で一度ハマるとのめりこむ。歴史のほか合唱にスキーと多趣味だ。中でも今のお気に入りは珈琲で、自分で数種類の豆をブレンドして楽しんでいる。市の歴史解説アドバイザーに昨年認定され、ガイドとして今後の活躍が期待される。「これからも多くの方に伊勢原の歴史を伝えていきたい。知れば知るほど郷土愛が生まれますから」と笑顔で話す。
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