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伊勢原 教育

公開日:2026.05.08

平和ドキュメンタリー 戦中アルバム「記憶の継承」 成瀬地区市民が寄贈

  • アルバムを見ながら話を聞くYouTubeのドキュメンタリー映像の一部

    アルバムを見ながら話を聞くYouTubeのドキュメンタリー映像の一部

 伊勢原市は、戦争の記憶を風化させず平和の尊さを次世代へ伝えるため、東海大学文化社会学部広報メディア学科の水島研究室と協働で制作した平和ドキュメンタリー映像の最新作「伝えたい想い〜伊勢原成瀬地区〜」を公開した。

市内各地区辿る第6弾

 市と同研究室は、2014年度から戦争体験者のインタビュー映像制作を開始。20年度からは、市内各地区に現存する石碑や建造物などを通じて平和を考えるシリーズを制作しており、比々多、大田、伊勢原北、高部屋、大山に続く第6弾として今回は「成瀬地区」が舞台となった。

一冊の寄贈アルバムから

 今回の映像の鍵となるのは、成瀬地区在住の市民から市へ寄贈された戦時中のアルバムだ。1936(昭和11)年から39年頃の記憶が刻み込まれたこのアルバムには、出征の様子や激戦地の地名、戦友たちの姿が収められている。

 大学生たちは約1年をかけて情報収集やインタビュー、動画編集を行い、写真による「記憶の継承」について取り上げている。取材は市内に留まらず、伊勢原駅前の(有)セイタ写真館でのインタビューや、旧満州への入植の歴史を伝える長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」への遠征取材も敢行。現地では、元成瀬中学校の教諭で、伊勢原市の平和授業がきっかけで平和学習に力を入れるようになった石野正樹教諭の想いなども交え、多角的な視点で「記憶の継承」を描き出している。

動画を一般公開

 映像は約7分間で、4月28日から「市公式YouTubeチャンネル」で一般公開されている。水島ゼミの学生は「写真という形あるものから、当時の人の想いや背景を読み解く大切さを感じてほしい」と制作への想いを寄せている。萩原市長は、「学生たちが主体となって作り上げた作品。ぜひ多くの市民に見ていただきたい」と期待を込めた。

 問合せは市市民協働課【電話】0463・94・4714へ。

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