「題名のない音楽会」でオーケストラをバックにオカリナを披露した 葛貫 恵美子さん 池端在住 56歳
オカリナの魅力伝えたい
○…50年続く長寿番組「題名のない音楽会」。同番組の企画「オーケストラと夢をかなえる音楽会〜夢響」で応募327組からオーデションで10組の出場枠を勝ち取り、東京オペラシティ大ホールでオカリナを披露した。2分半の本番にはオカリナの魅力が伝わり、心を込められる曲と考えた童謡「ふるさと」を選んだ。「リハーサルではこんな大舞台で吹けることに感動して涙が出た。でも本番では緊張せず気持ちよく演奏できました」と感想を話す。
○…オカリナとの出会いは小学校4年。学研の学習雑誌「学習と科学」の付録だったオカリナに夢中になった。それから30年、楽器店で目に留まり懐かしさから購入。1曲吹けるようになろうと教室に通い始め今年で10年に。「オカリナの音色は郷愁を誘う。誰でも吹けるけれど吹く力加減で音が変わるのが難しい。奥が深いんです」と話す。
○…生まれも育ちも伊勢原。地元の小・中・高を経て短大へ。卒業後新宿のコマ劇場で総務職として勤務していたが結婚を機に26歳で退職。家業である食品店「よろずや」桜台店を手伝うが6年前に父親の体調不良から店じまい。現在は親族が経営する愛甲石田店で青果部門を担当し、毎日配送や店頭に立ち接客など忙しい毎日を送っている。
○…好奇心旺盛な性格で興味が湧くとまず行動に移す。夫との出会いもTVで見たバイクトライアルに興味をもち、体験会に参加したのがきっかけ。「自転車しか乗ったことがなかったけれどやってみたくて。大会にも出た。今でも二人で5台所有しています」と笑う。オカリナの魅力を知ってもらうため、仲間3人で市内の催しや介護施設などで演奏も行う。「いつか文化会館でリサイタルができたらうれしですね」と笑顔で夢を語る。
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