「住みたいまち・働きたいまち綾瀬」を創造するために 寄稿 今後の神奈川と綾瀬のまちづくりを考える 笠間 功治
地域社会の復活に向けた活気あるまちづくり
まちづくりは住民が主役であることは論を待たないものの、そこには産業という軸がしっかり立っていないと活力ある地域社会は成立し得ないと私は考えます。そのためには今後、市内に成長が期待される元気な産業の創出・集積を進め、活気あるまちづくりにつなげていく必要があります。
県では今、「さがみロボット産業特区」を推進しています。ロボットは多種多様な部品が使われ、周辺には関連産業が集積します。関連企業誘致により、近隣に働く場所を得た住民が地域で生活する中で商業も活性化し、そして地域での人と人との交流が活発になれば地域社会も復活するものと私は考えます。
健康長寿に向けた国民康保険制度の安定化
国民健康保険は高齢化の進展で年々医療費が増大し、十分な保険料収入を確保できない市町村では多額の財政赤字に苦しんでいます。綾瀬市においても平成26年度予算で一般会計から約10億円を特別会計へ補填し、保険料率値上げを抑制しています。今後の医療費の増大を考えると、国民健康保険制度の安定化は市町村の努力だけでは限界があります。
そこで平成30年度から国民健康保険の運営主体が都道府県となって、財政運営の中心的な役割を担い、市町村が保険料の徴収や特定健診等の保健事業を担うことになります。これにより市町村の事務の平準化や効率化、広域化も図られると期待されます。今後は神奈川県が運営主体となりますので、市と一体となり疾病の予防や医療費適正化を進め、保険料の負担軽減を図ることで誰もが安心して医療を受ける仕組みづくりを目指し活動してまいります。
笠間こうじ後援会
綾瀬市早川3211
TEL:0467-78-3717
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