綾瀬と県をつなぐ原動力【1】 県政報告 変化する社会情勢に対応した安全・安心の確保 神奈川県議会議員 つなしま洋一
◎【大規模地震等の災害時即応体制の強化と広域応援体制の連携強化】
大規模地震等災害発生時の即応体制強化と、迅速・的確な初動体制、広域応援体制がとれるよう、県では情報収集や伝達手段として、県機関と市町村及び防災関係機関を結ぶ「防災行政通信網」や「災害情報管理システム」を整備しています。また、市町村の消防防災力強化と災害への備えを充実するため、消防の広域化や避難対策などに取り組む市町村を支援します。
◎【土砂災害警戒区域の指定推進と土砂災害を防止する施設の整備】
土砂災害(急傾斜地崩壊、土石流、地すべり)から県民の生命や財産等を守るため、土砂災害発生時に危害を受ける恐れのある土地を県が基礎調査を実施して基礎調査結果を作成、それを基に土砂災害警戒区域等を設定し、市町村への意見照会等を実施して指定を推進します。また、砂防事業や地すべり対策事業、急傾斜地崩壊対策事業等の防災施設整備も進めています。
◎【犯罪のない地域社会づくりと身近な犯罪に対する警察活動の充実】
犯罪から子どもや女性、高齢者等を守る対策強化、犯罪予防と検挙活動推進、事件等への迅速かつ的確な対応等の、身近な犯罪に対する警察活動の充実を推進しています。振り込め詐欺や架空請求詐欺等の複雑かつ多様化する犯罪への対応等、変化する社会情勢への対応、犯罪の起きにくいまちづくり、主体的で継続的な地域防犯活動への支援等にも取り組んでおります。
◎【安全で事故のない円滑な交通環境の確立】
県では交通安全確保のため、交通安全対策の総合的かつ計画的な推進を図るべく国と県、市町村及び関係民間団体等が一体となり、第10次神奈川県交通安全計画を強力に実施しています。高齢者及び子どもと歩行者及び自転車、生活道路の安全確保や道路交通安全対策、安全・安心な歩行空間整備や無電柱化推進等による道路交通環境整備、運転者教育等の道路交通秩序維持等を推進します。
◎【基地の整理・縮小・返還・周辺対策の促進】
私は綾瀬市議会議員の頃より関係機関との連携や協力に尽力し、厚木基地空母艦載機移駐を強く推進して参りました。昨年8月に移駐が開始されましたが、今後は完全移駐及び返還の早期実現促進、基地周辺地域の安全確立、基地内河川治水対策等について県が市を強力にバックアップし、基地負担を担ってきた地元の皆さまが、負担軽減を実感できるよう国への働きかけを要望しています。
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