神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2015年4月10日 エリアトップへ

関東学院大生 シェアハウスで地域貢献 空き家改修で学生入居

社会

公開:2015年4月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
プロジェクトメンバー、関係者らで完成を祝った
プロジェクトメンバー、関係者らで完成を祝った

 追浜駅から徒歩10分、追浜2丁目の谷戸に、大学生が手掛けた「シェアハウス」が完成した。

 関東学院大学人間環境学部をこの春卒業した、工藤達矢さん・佐藤勇希さんが立ち上げた「KGU空き家プロジェクト」。追浜地域の空き家調査を発端に、借り手の居なかった空き家を改修し、学生たちのシェアハウスに再生させる事業を始めていた。今月4日には関係者を招いて「お披露目会」を開き、6日から同大学で建築を学ぶ2年生3人が暮らしている。

若者のアイデアに期待

 今回の改修したのは、築40年の木造2階建て。間取りを変更し、ウッドデッキも新たに設けた。学生たちは、1月末から工事に着手。壁をペンキや珪藻土で塗り直し、造作家具を製作するなど専門家の指導を受けながら作業を進めていた。「大家の宮内さん、建設会社さんに助けられた。完成して終わりではなく、地域貢献の視点で活動を継続してほしい」と工藤さん。プロジェクト指導者のひとり、同大学の兼子朋也准教授(人間環境デザイン学科)は「学生たちの研究テーマが具体的な事業につながった。今後も街に出て、町の課題解決にアイデアを巡らせてほしい」と話す。追浜2丁目平和会の斉藤博会長も「高齢化が進み、中間層が少ない地域。学生たちの若さで、この町を盛り立ててほしい」と期待のコメントを発している。

 プロジェクトでは、新年度に入り約15人で活動。「追浜だけでなく、横須賀の活性化に学生ができることを考えたい」と新代表の近藤樹矢さん(4年)。今後は居住者も含めて町内会へも継続して参加するほか、地域活動の拠点として、シェアハウスを活用していく。

 今回の事業では谷戸地域の居住推進策として、横須賀市が改修費用の一部を助成、学生に対する家賃補助も行っている。
 

湘南巻き爪矯正院 

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://shonanmakitume.com/yokosuka/

<PR>

横須賀・三浦版のローカルニュース最新6

4510人が門出

4510人が門出

晴れ姿で笑顔あふれ

1月17日

環境変化にどう向き合う

三浦半島農漁業者

環境変化にどう向き合う

現場の声聞くトークイベント

1月17日

新市民とファン交流

横浜DeNA入団歓迎式

新市民とファン交流

1月17日

自然保護 絵で訴え

ペン画家 佐藤陽さん

自然保護 絵で訴え

25日まで根岸町で個展

1月17日

文化の違い「あるある」

文化の違い「あるある」

多国籍キャストで表現

1月17日

デジタル活用で施策推進

黒岩知事インタビュー

デジタル活用で施策推進

三浦半島、人口減対策は

1月17日

本まぐろ直売所

豊洲市場を仕切る大卸ならではの品揃え。毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 1月17日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第30回 横須賀編【1】文・写真 藤野浩章

    1月17日

  • OGURIをあるく

    OGURIをあるく

    〜小栗上野介をめぐる旅〜第29回 京都編【2】文・写真 藤野浩章

    1月10日

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook