横須賀市教育委員会はこのほど、月間利用者延べ６千万人といわれる日本最大の料理情報サイト「クックパッド」に、市の小学校給食のレシピを公開する取り組みを開始した。栄養のバランスが取れた人気メニューを市内外に発信してく狙いだ。
学校給食のレシピは、健康志向の高まりから、「食卓のもう一品」として人気がある。ホームページで紹介している自治体も多く、横須賀市のＷＥＢサイトでも、市民からの声などをうけて画像とともにレシピを掲載している。
「横須賀市学校給食のキッチン」と名付けられたページには、醤油と砂糖の甘辛い味付けが人気の「揚げじゃがいものそぼろ煮」や、シンプルなドレッシングが評判の「わかめのサラダ」など現在、５種類のメニューを紹介。「カレーと組み合わせることが多いです」「食中毒予防のため、野菜はすべて加熱しています」といった一言メモも記されている。
市教委によれば「クックパッド」に公開するのは県内で初めて。今後は、48の市立小学校や特別支援学校で提供されている約80種類の献立の中から随時レシピを追加。また「全校一斉カレーの日」などの独自の取り組みも発信していくという。市教委の担当者は「市内外に横須賀ならではの給食をＰＲできる。また、食卓での話題作りにもなれば」と話した。
また、給食を幅広い人に知ってもらおうと、株式会社スズキヤ（逗子市）協力のもと今月から横須賀モアーズシティ地下１階のスーパー内に学校給食のレシピカードを配架する取り組みも開始している。
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