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公開日:2026.05.29

津久井在住須田選手 ボウリング界の超新星 親子でプロ戦に挑む

  • 豪快なフォームから繰り出される力のある球筋でピンをなぎ倒す

    豪快なフォームから繰り出される力のある球筋でピンをなぎ倒す

  • ボウリング界の超新星 (写真2)

 日本プロボウリング協会(JPBA)が主催する2026年度のプロボウラー資格取得テストの合格者が5月15日に発表され、横須賀市津久井在住で日本大学藤沢高校1年の須田光翼(こうすけ)さんが合格した。15歳355日でのプロ資格取得は、男女を通じて史上最年少記録を更新する快挙。高校生プロとして、今後開催される国内のプロトーナメントに参戦する。

 須田さんは、プロボウラーである父・毅さんの影響で2歳の頃からボウリングに親しんできた。小学生の頃は相撲で柔軟性を養い、ゴルフでも非凡な才能を見せるなどスポーツ万能な一面を持つ。こうした高い身体能力を背景に、昨年は「全日本中学ボウリング選手権大会」の男子の部を制するなど、アマチュア時代から頭角を現していた。

 プレースタイルは、近年、世界中のトッププロや若手選手の間でトレンドとなっている「両手投げ」を得意としており、驚異的な「回転数」を生み出す高い技術が持ち味だ。中学時代には、クロストレーニングとして取り組んできたウエイトリフティングでの負荷がたたり、ヘルニアを発症するなどケガに苦しむ時期もあった。しかし、それを乗り越えて3年時に全国優勝を果たし、大きな波に乗っていた。3月末から始まったプロテストでも、高校入学直後という環境の変化にも動じない強い精神力と卓越した実力を発揮し、合格率約20%という難関を見事突破した。

 プロの肩書を得て、新たなステージに立つ光翼さんは「最年少合格」として周囲からの大きな注目の中で戦うことになる。しかし、本人に聞けば「プレッシャーはなく、今は投げることがただただ楽しい。経験を積んで上を目指していく」と気負いはない。現在は、放課後に江の島にあるボウリング場へ移動し、週に2日、3時間半に及ぶトレーニングを積む。週末は大会などに出場する多忙な日々を送るが、学業も疎かにしない。将来的には、得意の英語を生かして海外のプロリーグへ参戦することも視野に入れており、若きプロボウラーの挑戦は世界へとつながっている。

親子でプロ戦に挑む

 光翼さんをボウリングの世界に導いた父親の毅さん(50)=右=も、キャリア25年のプロボウラー。「近年は成績が振るわず低迷しているが、息子の躍動に大きな刺激を受けている。もう一段ギアを上げる」と、愛息の活躍をエネルギーに変える。

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