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公開日:2020.02.07

還暦ギフトに「赤スカジャン」
干支刺繍、ドブ板の服飾店開発

  • 「還ジャン」モデルを務めた高橋さん(左)と大野さん

    「還ジャン」モデルを務めた高橋さん(左)と大野さん

 横須賀ファッションの代名詞「スカジャン」を還暦仕様にアレンジした「還(かん)ジャン」をドブ板通りの服飾店が開発した。還暦祝いのテーマカラーである「赤色」をベースとし、胸に贈る相手の干支柄の刺繍を入れたオリジナル。シニア世代にクールな着こなしを提案するとともに還暦ギフトとしての定着をめざす。

 ドブ板通りで服飾店「MIKASA vol・2」を営む有限会社エッチ・エッチ商会の一本(ひともと)和良さんが商品化。還暦祝い用に赤いスカジャンを買い求める来店客がいたことに着想を得た。

 1950年代、駐留米兵がオリエンタルな絵柄に自身の任期や赴任地を刺繍した「ライフタイムジャケット」を起源とするスカジャン。横須賀発祥のファッション文化を現代流の解釈を加えて進化させたのが「還ジャン」だ。人生の大事な節目となる還暦に感謝や敬意を込め、世界で一着のスカジャンを贈る新しい流れを定着させたいという。

 「還ジャン」は、ベースカラーの赤にシルバーのコンビネーション。胸元に虎と干支、背面には龍と贈る相手の名前の刺繍が入る。”スカジャン絵師”を名乗るデザイナーの横地広海知(ひろみち)さんが刺繍柄を描いた。

 先月30日には商品発表会があり、初代「還ジャン」モデルとして昨年、還暦を迎えた市議会議員の大野忠之さんと横須賀市薬剤師会会長の高橋達也さんが着こなしを披露した。

 ドブ板通り商店街では、2018年2月に「スカジャン発祥の地宣言」を行っている。世界的なファッションブランドがスカジャンに注目するなど再評価の機運が高まる一方、刺繍職人の高齢化や減少といった課題を抱えている。文化的背景を含めた技術の継承が必要となっており、危機感が新商品開発のモチベーションになっている。先ごろ一本さんら有志は、「ドブ板スカジャン研究会」を発足。イベントなど積極的な情報発信を行っていくという。

 「還ジャン」の干支柄は現在亥と子の2種類。1着5万5千円(税込)で受注生産。店頭ほか、オンラインショップで注文可能。詳細は同店【電話】046・823・0312

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