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公開日:2024.01.01
学校法人 神奈川歯科大学 鹿島勇理事長インタビュー
「大学の付加価値を高める挑戦」
先を予測することが難しい不確かな時代の中で、斬新な発想と行動力で大学経営を力強くリードする鹿島勇理事長。巷間叫ばれている「18歳人口減少による大学危機」の論には与しない。教育機関としての役割と医科・歯科連携の 新コンセプト医療の創発といった”両輪経営”で成長と発展をめざしている。新年の抱負を鹿島理事長に聞いた。
《特徴的なシルエットの新本部棟が完成しました》
「大学運営の事務機能を担う中枢となります。デザイン性の高さに加え、壁面の彩色に特徴を持たせました。独特の質感と風合いを醸すカラーコンクリート工法と呼ばれる特殊な技術を採用しています=写真下。一見すると色ムラがあるように見えますが、差し込む光によって多彩な表情を見せてくれます。作家の瀬戸内寂聴さんの著書に『美は乱調にあり』がありますが、まさにその言葉を体現するようなものです。本学のシンボルとなるでしょう。実務的な部分では忙しい学生が24時間使用できる自習室を設けました。勉強に専念できる環境を用意しています」
《昨年は口腔疾患と脳機能を組み合わせた「歯科・健脳クリニック」を日本橋三越本店に開院しました》
「認知症予防を歯科の領域からアプローチする新しいコンセプトの医療機関です。現時点の医療技術で認知症の発症を防ぐことはできませんが、遅らせることは可能です。発症の予兆をつかみ、適切な処置を口腔ケアと絡めて提供していくものです。まさにこれからの領域であり日本初の試みです。関心を寄せて事業参画する企業は35社を超えています。ノウハウの蓄積を図り、この分野をリードしていくことをめざしています。コロナ禍の最中にリスクを取って開院した羽田空港内のサテライトクリニックもインバウンドの活況を背景に経営は順調です。神奈川歯科大学の看板を掲げており、ブランドイメージの発信など国内外に向けて効果的な宣伝ができています」
《新たに取り組むことがあれば聞かせてください》
「新しい発想を持ち込んで歯科医療の産業化をめざしています。本学と個人の医療法人(歯科クリニック)が連携して都内の一等地などに診療施設を開院していく試みです。例えば『学校法人神奈川歯科大学〇△サテライトクリニック〇□歯科』の名称では、〇△に地名、〇□に医療法人のWネームとなります。本学は学校法人としての強みや人脈を活かして好立地物件を確保します。医療法人は安定した基盤とともに高い信用度を得られます。パートナーは本学出身者を念頭に置いており、”愛校心”でつながるユニークな事業モデルとなるでしょう。もうひとつあります。現時点では、構想段階ではありますが、隣接する体育館の土地を等価交換的手法で再開発するものです。ビルの上階を住居とし、低層階に学校の関連施設が入居します。売却益で講堂を多目的アリーナに建て替えることも検討。利便性を高めて市民利用なども進めたいと思っています。知恵を絞り、経営資源を最大限有効活用していかなければ厳しい時代を生き残れないという強烈な危機感があります。挑戦は続きます」
■横須賀市稲岡町82/【電話】046・822・8751/【URL】http://www.kdu.ac.jp/
神奈川歯科大学
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横須賀市稲岡町82
TEL:046-822-8751
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