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横須賀・三浦 文化

公開日:2026.01.09

YOKOSUKA消防パレード
「今年もまちを守る」誓い新たに行進
地域のヒーロー勢ぞろい

  • 「今年もまちを守る」誓い新たに行進 (写真1)

  • 特別救助隊がはしご車からロープで降下する救助演技も実施

    特別救助隊がはしご車からロープで降下する救助演技も実施

  • 昨年9月に実施された消防局・消防団の土砂災害対応連携訓練(動画は二次元コードから)

    昨年9月に実施された消防局・消防団の土砂災害対応連携訓練(動画は二次元コードから)

  • 【1】 四つん這いになる 【2】 対角線の手足を交互にまっすぐ伸ばす 【3】 【2】を10〜20回繰り返す

    【1】 四つん這いになる 【2】 対角線の手足を交互にまっすぐ伸ばす 【3】 【2】を10〜20回繰り返す

  • 特別救助隊の平さん

    特別救助隊の平さん

 新年の防火と防災の決意を新たにし、消防車両が一斉に行進する「YOKOSUKA消防パレード2026」が1月11日(日)、横須賀中央大通りで行われる。午前10時30分から11時11分まで。雨天中止。

 市民の安全を守る消防士らが出動する新春の風物詩。パレードでは消防団音楽隊や女性消防隊によるマーチングを皮切りに、市消防団、市消防局、米海軍横須賀基地から計74台の消防車両が行進する=写真左(写真は過去の開催時)。

 終盤には、市消防局の特別救助隊員によるはしご車救助演技を実施。高さ20mのはしごから隊員がロープで降下するもので、普段目にすることができない迫力ある訓練に、例年沿道から大きな歓声が沸き起こる。

 当日は国道16号線側から横須賀中央駅Yデッキ方向に進行。横須賀中央大通りは、午前9時30分から11時30分まで上下線通行止めとなる。

 Yデッキ下駅前のふれあい広場では9時30分から正午まで、消防車両の展示や消防団募集啓発活動のほか、防災ブースでは発電機などが展示される。

マイナ救急本格運用へ利用登録呼び掛け

 市消防局では、マイナ救急の実証実験を実施している。隊員が専用端末でマイナ保険証の医療情報を閲覧することで、傷病者の聴取負担を軽減させることが目的。手術歴や服用している薬の情報も分かり、実証実験ではより適切な救急処置や搬送先医療機関の選定につながっているという。市消防局では4月以降の本格運用に向け、マイナンバーカードを健康保険証として利用するための登録を呼び掛けている。

崖崩れ対策消防局・団が訓練強化谷戸の多い三浦半島

 V字谷の「谷戸」が多く、崖崩れなど土砂災害のリスクが高い特異な地形を持つ三浦半島。近年は経験したことのない激しい雨が降ることも増えており、大雨や台風の接近時には土砂災害に対して厳重に注意しなければならない。そこで、居住地域やその周辺の危険箇所、安全な避難場所を把握するためにも、自治体が公開する「土砂災害ハザードマップ」を事前に確認しておくことが肝要だ。

突然襲い来る土砂

 地震や津波と比較し、土砂災害の脅威は主に三点があげられる。

 一点目は、予兆の少なさ。緊急地震速報や津波警報のような明確なサインはなく、山鳴りや小石の落下程度の前触れで突如発生するケースが多いため、避難行動が間に合わない危険性である。

 二点目は、その速さと圧倒的な破壊力。土石流は時速20〜40Kmの猛スピードで流下し、水より重い土砂の力が家屋や建物を押し流す。

 三点目は、身近な場所での発生リスクだ。津波とは異なり海岸沿いに限らず、急傾斜のある通学路や自宅の裏側など、生活圏の至る所に危険が潜んでいる。

心強い局と団の連携

 横須賀市は、土砂災害対応力の強化として、限られた自治体しか保有していない「土砂災害機動部隊(LTF)」が二隊配備されている。

 これは、重機を擁するプロフェッショナル集団で、令和5年発足の「消防局LTF」と、6年発足「消防団LTF」だ。万一の際に迅速な人命救助を行えるように日頃から消防局と消防団が緊密に連携し、合同訓練を重ねている。

 昨年9月に市内で実施された訓練では、消防車両の侵入経路を確保するために、道路に散乱した障害物を消防団LTFが重機で除去。日常的に重機を操る建設業の消防団員らの強みが発揮されるなど、土砂災害に対する体制が確立されていることは市民にとって心強い。

地域守る「団員の力」増強急務

 会社員や自営業者、主婦など、さまざまな職種で幅広い年齢層の市民が「自分たちのまちは自分たちで守る」という使命感や郷土愛に基づき活動している消防団。しかし、人口減少や社会情勢などの変化により全国的に減少しており、横須賀市でも同様の傾向がみられる。

 入団対象は、18歳以上の市内在住、在学、在勤者。災害対応を担う一般団員のほか、団の広報活動や火災予防啓発を中心とする音楽隊もあり、各自の特性を生かして活躍できる。

 消防団入団に関する問い合わせは、【電話】046・821・6459市消防局総務課へ。

特別救助隊員が行う背筋トレーニング法腰痛予防やヒップアップ効果も

 横須賀市消防局に配備されている「高度救助隊」と「特別救助隊」。人命救助に特化した部隊で、火災現場での行方不明者捜索はもとより、交通事故、建物内の閉じ込め、水難救助など、その任務は多岐にわたる。この重要な任務を確実に遂行するために、求められるのは強靭な体力。隊員らは日々、「体力錬成の時間」として厳しい訓練を積み重ねている。

ポイントは「継続」

 市消防局で、通称「グルグル」と呼ばれるサーキットトレーニング。日々の体力錬成の時間に、30分から2時間かけて懸垂、ロープ登はん、縄跳びなどを交互に行っている。

 西分署特別救助隊の平恭太郎さんは、トレーニングでもっとも重要なことに「継続」をあげる。そのうえで、慣れに応じて秒数や回数など負荷を増やしていくことで、体力や筋力の増進につながるという。

 グルグルで行う「背筋」のポイントは、対角線の手足を「伸ばしきること」。体幹も同時に鍛えられ、ヒップアップ効果も期待できる。「太ももの裏に痛みを感じれば、上手にできている証拠」と話していた。

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