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横須賀・三浦 社会

公開日:2026.09.04

「未来への種蒔き」芽吹くまで レゲエフェス主催の窪塚亮介(RUEED)さん

  • 演者でプロデューサー。主催するフェスのポスターを手に

    演者でプロデューサー。主催するフェスのポスターを手に

  • 「未来への種蒔き」芽吹くまで (写真2)

 アンダーグラウンドなレゲエシーンでの活躍から一躍、役者として表舞台に進出し、マルチな才能を発揮し始めた20代半ば。演者も舞台も「オール横須賀」を掲げた映画作品『スカブロ』で次兄とともに主役を張った。アーティストと俳優、二つの領域を行き来しながらキャリアを重ねていた2019年4月に「人物風土記」に登場。音楽活動15年の節目として、地元の仲間と自身のレーベルを立ち上げたタイミングだった。当時の記事では、音楽活動を新たなステージに昇華させる挑戦と覚悟を語っていた。

 そのおぼろげなイメージは、かつて横須賀に響いていたレゲエミュージックを再び盛り上げること。90年代初頭、日本一の野外レゲエフェス「レゲエ・ジャパンスプラッシュ横須賀」が、整備前のうみかぜ公園一帯で開かれており、4万人のファンが会場を埋め尽くしていた。本人は記録映像による追体験だが、これに匹敵するフェスをひそかに思い描いていた。

 行動に移したのは3年前。発起人となって「ヨコスカレゲエバッシュ」を企画した。当初、想定していた3千人を大幅に上回る1万8千人を動員。毎年規模とクオリティを高めながら、今年9月に4回目を夏島グラウンドで開催する。

 演者とプロデューサーの二足のわらじは少なくない困難を伴うが、回を重ねる中で地域のカルチャーを背負う意識と責任が芽生え始めている。(レゲエバッシュの)10年後の姿を問えば「次世代にバトンを渡し、横須賀・三浦半島に根付く文化にしていく」と見据える先の姿は明確だ。フェスが掲げるスローガンは”未来への種蒔き”。その体現者として、今は挑戦の歩みを止めない。

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