戻る

横須賀・三浦 トップニュース文化

公開日:2026.08.28

レゲエフェス みんなで支えるフリーライブへ 「未来への種蒔き」持続に課題

  • 夏島グラウンドにステージを設けて開催した昨年のライブ(写真=主催者提供)

    夏島グラウンドにステージを設けて開催した昨年のライブ(写真=主催者提供)

  • みんなで支えるフリーライブ (写真2)

 国内の第一線で活躍するレゲエミュージシャンが集結する一大野外フェス「YOKOSUKA REGGAE BASH」が9月12日(土)・13日(日)の両日、夏島グラウンド特設会場(横須賀市浦郷町)を舞台にして繰り広げられる。4回目を数える今回も入場無料のフリーライブとし、次世代の子どもたちを含めた多くの人に音楽と出会うきっかけを提供。コンセプトに掲げる「未来への種蒔き」を実践する。

 発起人は、横須賀市大矢部出身で「RUEED」の名義でアーティスト活動を行っている窪塚亮介さん(37)。自身のデビュー20周年として2023年に初開催したことを端緒に、毎年規模を拡大しながら継続している。初回は三笠公園内の噴水池跡を使用して約1万8千人を集客。大きな反響を得たことで、2年目は2日間に増やして約4万2千人を動員した。昨年は公園のリニューアルと重なったため会場を夏島に移し、2日間で約1万8千人を集めた。

 今年も夏島会場で3万人の来場を目標に、窪塚さんと同フェスの実行委員会メンバーが店舗や企業を回ってポスター掲出を呼びかけるなど、精力的なPR活動を展開している。窪塚さん曰く「横須賀を盛り上げるでっかい盆踊り」。ステージ上のライブに加え、グラウンド前の道路に巨大スピーカーを積んだ「サウンドシステム」を設営。レゲエの本場・ジャマイカのストリートさながらの雰囲気を体感できる仕掛けを用意する。両日、開演時間は正午。

「未来への種蒔き」持続に課題

 同フェスは、レゲエを冠したライブとして全国屈指の規模とクオリティに成長したが、運営面では課題も抱えている。昨今の物価高の影響もあり、ステージ設営やセキュリティ対策の費用が軒並み高騰。「『入場無料』の運営が限界に達している」と窪塚さんは明かす。現状では、地元企業などのスポンサー収入とクラウドファンディング(目標額500万円)による寄付で賄う計画だが、来年以降も継続的に実施するために、会場に「未来の種BOX」を設置し、ドネーション(1人1千円程度の寄付)の協力を呼びかける。来年の開催は原点の地に帰還する方向で関係各所と協議を進めており、「ビジネス的な興行ではなく、来場者と地域、スポンサーが手を取り合って育てる新しいフェスのパイオニアを目指す」と窪塚さんは意気込んでいる。

「きっかけの場に」

 窪塚さんが打ち出している「未来への種蒔き」は、きっかけの提供だという。レゲエと出会う機会であったり、家にこもりがちな子どもがフェスに参加するために外へ踏み出す第一歩であったりと、それぞれの行動を促す「きっかけの場」に同フェスを位置づけている。その思いや運営の裏側を兄である俳優の窪塚洋介さんのYouTubeチャンネル『今をよくするTV』で語り合っている。

横須賀・三浦 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

横須賀・三浦 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

横須賀・三浦 トップニュースの新着記事

横須賀・三浦 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS