三浦市議会(岩野匡史議長)は今月17日・18日に市内3カ所で議会報告会を行い、市民ら約50人が参加した=写真。同議会では「市民に開かれた、市民のための議会」をめざし、昨年から議会報告会を実施。委員会の活動報告や参加者との意見交換を行っている。
今回のテーマは「議会改革の取り組み」と「三浦市の課題」について。今年3月の定例会本会議で可決された議員定数削減の経緯や活発な提案と質疑を行うための新たな委員会運営などを説明した。質疑では市民への情報公開の場が少ないことから「(定例会ごとに)年4回報告会が必要ではないか」という提案や、議員報酬削減に関する要望があった。
続く「市の課題」では、旧三崎高校の利活用と耐震性の問題から廃止が決定している青少年会会館の2つを取り上げ、概要と経過を報告した。
三高跡地は市民活動の拠点になる交流センターと大手スーパーマーケットを併設した施設の建設が決まっているが、事業や候補者選定について行政の説明が不十分という声を発端に、議決機関としてのチェック機能強化の要望や市長部局との関係性など議会のあり方について厳しい声が上がっていた。
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