自分の心音を確かめる子ども
下宮田にある妙音寺で先月27日・28日、寺子屋体験会が行われた。
小学生20人が参加。読経、写仏や座禅、境内清掃のほか、野菜の収穫、スイカ割り、カレー作りなども体験。１泊２日の集団生活を通し、礼儀作法や仏教の教えを学んだ。
今年で４回目となる寺子屋。毎年「いのち」をテーマに住職らが講話する時間を設けており、今回は三浦市立病院の看護師・新谷貢さんが登壇した。「いのちを感じる〜心音を聞く」と銘打ち、心臓の働きや血液の役割などをわかりやすく解説。子どもたちは自身の胸に聴診器を当て、心音を確かめると「ドクンドクンという音が聞こえた」と不思議そうな表情で感想を話し、新谷さんは「生きること、いのちの大切さを知ってもらう機会になったら嬉しい」と目を細めた。
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