新型コロナウイルス感染拡大防止対策により、臨時休校が続く県立三浦初声高校。毎週水曜日恒例の生産物販売会(直売)も中止を余儀なくされ、行き場を失った多くの野菜や苗の販売を支援する動きが広がっている。
同校の和田キャンパス(旧平塚農業高校初声分校)では、生徒と教員が授業の一環で生産した野菜や苗を廉価で直売。近隣住民を中心に人気を博しているが、コロナ禍で4月上旬から開催を見送っている。
「生育は待ってくれない」と担当教諭。収穫のピークを迎えたトマトは約800本植えられ、生産量は1日200キロ超。売り先に困っていたところ、同校元教員が営む「ブロ雅農園」(横須賀市長井)で代理販売を一部引き受けてくれた。
また、花の苗も農協主催のイベントなどが中止となり、販路確保に難航。苦境を知った卒業生の生花店や公園管理者、介護施設からの引き合いがあり、半数以上のめどがついたという。
購入支援募る
現在、苗の販売を随時実施。花はマリーゴールド(1鉢50円/100鉢単位)、野菜はナス・ピーマン・キュウリ・トウガラシ・ゴーヤ(各種100円/数量応相談)などで、感染拡大防止の観点から来校者数を限定するため、現在は大口購入のみ対応している。
詳細は同校和田キャンパス【電話】046・888・1036
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