県立近代美術館葉山にこのほど、今年3月で閉館した鎌倉館の屋外彫刻が移設された。20世紀を代表する世界的な彫刻家として知られるイサム・ノグチ(1904-1988)が手掛けた「こけし」など約9作品が来館者らを出迎えている。
こけしは52年に鎌倉館で開催された個展の際に発表され、その後同館に収蔵された一対の男女からなる彫刻作品。長く鎌倉館のシンボルとして親しまれた。葉山館では今回の移設を記念し、7月17日(日)に館長トークやドキュメント映像を上映する記念パーティー(午後4時〜)を催すほか、8月以降「彫刻」と「葉山」にまつわる様々なワークショップを行う。同館の庭を学芸員と散策し、彫刻作品を探す子ども向けの「わくわく彫刻探検」(8月5日(金)・27日(土)、午前11時〜正午)など7企画。詳しくは同館HPまで。屋外彫刻は開館時間中(午前9時30分〜午後5時)は自由に観覧できる。次回展覧会は7月23日(土)から。問合せは同館【電話】046・875・2800
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