市内在住在学の中学生が議員となり、日頃の疑問や自分なりの提言を行うことで、議会の仕組みや市政への理解・関心を高めてもらおうと「逗子市子ども議会」が8月16日、議場で初めて開催された。
事前に議会の仕組みや質問内容について学んだ10人の生徒が参加。1人につき1つのテーマで登壇した。議場では桐ケ谷覚市長のほか、副市長や部長らがずらりと座り、本会議さながらの張りつめた空気。生徒たちは緊張した面持ちながら、緑の保全や学生の運動不足、デジタル・情報化やごみの対策、1人暮らしの高齢者への対応など、実生活で感じた地域の課題や報道で目にするニュースなどをもとに質問したり、具体的な提言をぶつけた。
逗子海岸について質問した逗子中学2年の男子生徒は、マスクをせずにグループで過ごす来場者がいることを指摘。安心安全な環境整備のため、職員による入口での体調チェック体制や呼びかけ強化などを提案し、「逗子海岸は大好きなところ。湘南で一番のビーチになってほしい」とした。市長や担当部局の回答をもとに再質問する生徒もおり、堂々と議員役を務めていた。
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