星座にまつわるエトセトラ 「水星を探して」
3月11日(月)の夕方、太陽が沈んだ西の空の低いところに月齢1・0の極細の月があり、そのすぐ下に水星が見えます。天文ファンでも見たことがない人が多い水星ですが、この月を頼りに探してみてください。そして、この日は国際宇宙ステーションも見られます。18時54分に西南西の低いところから水星の上辺りを通って北西の空に右上がりに見えます。当日は日没から19時くらいまで西の空から目が離せません。その後、日一日と月は木星に近づくように見えます。14日(木)には月が木星より高くなり、上から月、木星、水星の順番に並びます。水星はとても小さな惑星で直径は地球の約38%。木星の衛星ガニメデや土星の衛星タイタンよりも小さいのです。写真で見ると月に似ていて多くのクレーターがあります。地球からの観測だけではなく探査機を送り込むことも難しい謎の多い惑星です。
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