戻る

逗子・葉山 文化

公開日:2026.01.01

優しい顔の馬頭観音に会う
二子山ハイキングコース

  • 山中にひっそりと佇む馬頭観音

    山中にひっそりと佇む馬頭観音

 昨年、この元旦号の記事のために、「午年」に合ったネタを探していたところ桜山大山「馬頭観音」がヒット。「まずは見てみない事には」と思い、11月下旬に二子山ハイキングコースを歩いてみた。

 JR東逗子駅から沼間小学校へ向かい、学校の金網にかかっているハイキングコースの入口を示す看板をたよりに進んでいくと、民家のわき道から山へ入るコースが現れた。めったに山道など歩かない記者でも無理のない勾配で、落ち葉を踏みしめる音や、鳥の鳴き声を聴きながらどんどん登っていく。途中、反対方向から降りてくる何組かの人たちと「こんにちは」とあいさつを交わす。ハイキングを楽しむ人が意外に多いことに驚いた。途中、一定の距離ごとに「山火事注意○番」と書かれた逗子消防本部の看板が立っている。注意喚起のためのものだろうが、道に迷った際の居場所の目印にもなるなと思った。さらに進み、山に入って約50分で目的地に到着。

 観音像から少し離れたところに立てられた説明の看板によれば、この馬頭観音は「逗子(沼間)から横須賀(田浦)へ抜ける道に建てられており、田浦方面との往来や桜山村の飛び地「桜山大山」から、薪・炭・萱(屋根葺き、田の肥料)を桜山村や沼間村に運び出すのに、人や馬たちに大いに役立った道の証」とある。

 観音像をよく見ると帽子のような馬が頭にのっている。馬も観音も穏やかな顔つきだ。観音の右側には「牛馬安全」、左側には「文政三辰八月吉日」(1820年)と刻まれている。時々、運動と疲れた頭を癒しに登ってみるのも悪くない。

 今回のハイキングでは「約1時間近く歩いたのに途中にごみ一つ落ちていないことに感動した」と締めたかったのだが、観音のすぐそばの繁みでペットボトルと潰れた空き缶を見つけてしまった。「残念!」

逗子・葉山 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

逗子・葉山 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

逗子・葉山 ローカルニュースの新着記事

逗子・葉山 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS