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逗子・葉山 社会

公開日:2026.07.09

「逃げて、急いで高台へ」 逗子海岸で津波避難訓練

  • フラッグを振りながら避難を呼びかけた

    フラッグを振りながら避難を呼びかけた

  • ウォーターパーク利用者の救助を想定した訓練

    ウォーターパーク利用者の救助を想定した訓練

  • 「逃げて、急いで高台へ」 (写真3)

「津波です。高台へ逃げて」--。7月7日、海水浴やマリンスポーツを楽しむ人でにぎわう逗子海岸で、サイレンとともにアナウンスが響いた。

 この日、逗子市は津波避難訓練を実施。有事の際の避難経路や、海の家を含めた海岸関係者の役割などを確認する狙いで、行政関係者や地元住民ら約200人が参加した。同訓練は今年で3回目。

 桐ケ谷覚市長は冒頭のあいさつで、昨年7月30日のカムチャツカ半島沖地震の際、逗子海岸での避難が円滑に行われたことに触れ、訓練の重要性と一定の成果を強調。そのうえで「土地勘が無い観光客も含め、いかに安全に誘導するか。そのために実際に歩いて体験することと連携を図ることが大切」と呼びかけた。

 想定はこうだ。午前10時に市全域で震度7の地震が発生し、3分後に大津波警報が発令される。海岸中央の監視台に赤色と白色の「津波フラッグ」が掲出されるとともに、関係者が旗を振りながら「津波が来るぞ。海から上がって」と声を上げ、避難を呼びかけた。

 訓練参加者は、海側から見て北側のNTT逗子ビルや逗子開成中学校・高等学校、東側の蘆花記念公園、西側の披露山公園の4カ所へ経路をチェックしながら足早に向かった。

 今年は、昨年の訓練や同地震の際にも課題に上がった避難所での熱中症対策として、一部でタープテントや水などの備蓄品の確認も実施。また、海上に設置された遊具「ウォーターパーク」から120人の利用者を水上オートバイで救助するシミュレーションも行われ、8分40秒で浜へ引き揚げた。

 逗子海岸営業協同組合の勝田康司常務理事は「本番はもっと走るかもしれないし、平常心ではいられないかもしれない。1人でも多くの命を守るため、今回の経路で良いのかなども含めて課題もあった」と振り返った。

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