VOL.59 部首はあみがしら「署」イメージは?
「税金」を取り扱っている役所は、「税務署」のほかにもあるということをご存知ですか?
確かに「税務署」は税金を取扱っている役所の一つでありますが、他にも税金を取扱っている役所として「県税事務所」や「市役所」などがあります。
税務署は「所得税」、「法人税」、「相続税」、「消費税」といった「国税」といわれる税金を取扱っています。
それに対し、県税事務所や市役所は、「事業税(県税)」や「住民税(市役所)」といった「地方税」といわれる税金を取扱っています。
ところで、この税務署の「署」という文字ですが、これは役所を意味する漢字で、人が網の目のように部署についているという意味だそうですが、税金を取扱っている役所の中でも、税務署だけが、県税事務所や市役所の文字と異なり、「署」という文字が使われています。
この「署」という文字の部首の「罒」の部分は、「あみがしら」と呼ばれ、網という字が簡略化して、部首となったもので、派生して刑罰を司る意味を表すと言われています。
ちなみに「署」が使われている役所としては、警察署、消防署、労働基準監督署などがあります。
果たして、皆様は、「署」の文字を使った役所に対して、どんなイメージをお持ちでしょうか?
(藤沢税務署税務広報広聴官)
|
<PR>