藤沢市の人口 政令市除き県1位に 4月推計で横須賀市を抜く
4月1日時点での藤沢市の推計人口が横須賀市を上回り神奈川県内で4位になったことが6日、藤沢市の発表でわかった。発表によると市の人口は、41万5211人(先月比489人増)で横須賀市は41万3401人(先月比1414人減)。現時点で政令市を除き県内で1位の人口数となった。
全国的に人口が減少する地域が多い中、藤沢市は1940年の市制施行以来、人口が増え続けている。50年に9万6878人だった人口は、80年に30万人を超え、2007年には40万人を突破していた。1月に総務省が発表した2011年の人口移動は、転入超過3796人で県1位、全国でも7位となった。
市は近年の人口増加について、湘南ライフタウンを主とした中高層マンションの開発による人口の増加が主な要因と分析している。大庭地区、明治地区、村岡地区、六会地区の人口増加が著しいことを理由に挙げる。また、茨城県、大阪府、兵庫県からの転入者が他地域からに比べて多いことが顕著。その地域には武田薬品工業の本社や研究所があることから、昨年竣工した研究所へ勤める研究者が多く転入しているのではないかとの見方を示している。
市は「今後も市民が安心して暮らせる『郷土愛あふれる藤沢』のまちづくりを進めたい」と話した。
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