村岡さんが最優秀賞 「ゴミの気持ち」を絵で表現
「ごみの散乱防止と3Rを進めるためのポスター・標語コンテスト」のポスター(小学校・高学年)部門の最優秀賞に、辻堂小学校の村岡琴和(ことわ)さん(5年)が選ばれた。
これは、10都県で構成される関東甲信越静環境活動推進連絡協議会が主催するもの。美化活動の啓発を目的に毎年実施されており、今年は、小・中・高生からポスター7192点、標語22975点の応募があった。ポスター小学校・高学年の部には3487点の応募があり、藤沢市からの入賞は村岡さん1人だった。
村岡さんは「絵を描いたときは、賞を取れたら良いなと話していたけど、本当に貰えてびっくりした」と笑顔で喜びを語った。
2週間でコツコツと
最優秀賞に選ばれた絵は、擬人化されたゴミやゴミ箱が、分別されずに捨てられたことに泣いたり怒ったりしている様子を描いたもの。その上には「ゴミにしないで資源だよ!」とメッセージを書き入れた。
「家でも資源の分別をしているので、ゴミの気持ちになって描いた」と村岡さん。夏休みに2週間ほどかけて、少しずつ色を塗り仕上げたという。
特にこだわったのが、ゴミ箱に捨てられている、半透明のペットボトルとカラフルに色を付けたマンガの本。半透明の質感は、水にぬらしたティッシュを使い色をぼかし、マンガの本はカラフルな表紙になるよう色を重ねた。
村岡さんは、学校の授業でも図工が一番好きで、休み時間も何かを作ったり描いたりしているという。担任の教諭は「活発で何事にも一生懸命。ゴミが落ちていたら積極的に拾ってくれる」と話している。
入賞作品は「作品集」にまとめられるほか、最優秀作品・優秀作品の一部は、2014年度統一美化キャンペーン用啓発物品(ポスター・リーフレット・小袋入り花の種)に掲載される予定。
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