1日平均乗車人数 辻堂駅が茅ケ崎駅上回る 湘南C-Xとテラモ効果
JR東日本が7月1日、「2013年度駅別乗車人員ランキング」を発表し、辻堂駅の1日平均乗車人数が、現在公表の1999年度以降初めて茅ケ崎駅を上回り、順位を逆転させたことが分かった。
13年度の辻堂駅1日平均乗車人数は、5万6134人(定期利用3万7705人・定期外1万8429人)で、12年度の86位から83位と順位を上げた。これに対し、茅ケ崎駅は5万5545人(定期利用3万7846人・定期外1万7698人)で12年度と同位の84位だった。
99年以来、辻堂駅の乗車人数はほぼ横ばいの約4万5千人だったが、「テラスモール湘南」をはじめ、認可保育所やクリニック、オフィスなどが入る複合施設が完成した11年度は5万203人。わずか1年で4366人の増加となった。さらに12年度は4219人増の5万4422人、13年度は1712人増と、この3年間で約22・5%アップの1万297人増となった。
駅前に完成した大型マンションの竣工が13年3月であることからも、11年度と12年度はテラスモール湘南の影響が明白となった。
13年度の定期外乗車数で見ると、辻堂駅の270人増、一方の茅ケ崎駅が49人減。定期利用者が辻堂駅は1443人増なのに対し、茅ケ崎駅は609人増となり、明暗が分かれた。
|
|
|
|
|
|