1月5日から始まる全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)。滝の沢中学校出身の野口彩陽(さや)さん(18)と夕陽(ゆい)さん(16)が、姉妹で出場を決めた。彩陽さんは横浜隼人高校から神奈川県代表として、夕陽さんは八王子実践高校から東京都代表として出場する。
3年生の彩陽さんは、チームでエースとして活躍。相手を観察し、テクニックを駆使したプレーが持ち味で、攻撃の中心選手が配置されるレフトポジションを任されている。初戦は大会常連校の古川学園(宮城県)との対戦。「最後なので1試合でも多く勝ち進められたら」と力を込める。
夕陽さんは、1年生ながら強豪校で守りから攻撃につなぐ役割のセッターとしてメンバー入り。「先輩たちが最高のプレーができるようにサポートしながら、来年以降も活躍できるように勉強したい」と話す。
2人はバレー経験者で元ビーチバレー日本代表の父・拓也さん(49)の影響もあり、幼い頃からバレーに親しんでいた。お互いに「春高では、ライバルじゃなくて本当は夕陽の応援をしたい」「寮生活で家族を思い出した時に一番最初に思い浮かぶのはお姉ちゃん」と言うほどの仲良し姉妹だが、性格を聞くと「真逆だと思う」と一言。「例えるなら彩陽は頭脳系でブルーのイメージ。夕陽はパワー系のレッド」だという。お互いが勝ち進むと4回戦目で対戦の可能性も。「家族の応援にも応えられるようベストなプレーができれば」と笑顔を見せた。
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