女子サッカーの神奈川県高校選手権が12日から始まった。市内からは、藤沢清流、湘南台、慶應湘南藤沢の3校が出場。18校中、2校に与えられる関東大会出場権を巡り熱戦を繰り広げる。
中でも藤沢清流は2013年に優勝した経験のある強豪。ここ数年は3位止まりと悔しい結果に終わっているが、悲願の県制覇へ期待がかかる。
同校は、部員数約30人と県内でも有数の部員数を誇る。また県内唯一、関東大会に出場したことのある公立校としてサッカーを目的に入学する生徒も多い。
今年は、キャプテンの鍋島琳子さん(3年)を中心に、前線からプレスをかけボールを奪い攻撃する運動量豊富なスタイルが特徴。個々の選手がチームのために献身的にプレーする。鍋島さんは特に守備に堅実で、セットプレーからの得点能力も高い選手としてチームの信頼も厚い。
鍋島さんは「目標は優勝。先輩たちの思いを背負って、自分がチームを勝たせるプレーをしたい」と意気込んでいる。
出場校の中では、全国大会の出場経験のある星槎国際湘南と湘南学院の2校が、他校をやや上回る実力を持つ。関東大会の出場権獲得には、その一角を崩せるかがポイントだ。
渋谷俊和監督は「今年はコロナの影響で練習ができない時期が続いた。関東大会出場かどうかより、選手が試合まで全力で取り組めるようにサポートしたい。一試合でも多くプレーをさせてあげたい」と語った。
同大会は18チームのトーナメント戦で争われている。湘南台と慶応湘南藤沢は12日(土)、藤沢清流は26日(土)に試合が行われる。
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